2024/12/03

【医師コラム】医師が教える更年期を美しく過ごす方法①

本日もお読みいただきありがとうございます。

Poai オンラインショップ
店長　竹内朋代でございます。

今日はkuwawaの監修をしてくださっている
長沼レディースクリニック
院長　長沼康子先生のお話をご紹介いたします。

こんにちは、産婦人科医の長沼康子です。

今月、私から竹内朋代様へ

「更年期を健康に美しく過ごすために心がけたいこと」

についてお話しします。

更年期は、閉経前後５年間の合計１０年間を指し、

・ホットフラッシュ
・不眠
・動悸
・イライラ

といった症状に悩まされることがあります。

誰にでも訪れる更年期。

女性はこの時期に、
仕事、家庭、年老いていく両親に対する不安など、
多くの負担を抱えることが多く、
つい無理を重ねてしまいがちです。

更年期は、若いときと比べて気力も体力も踏ん張りが効かず、
知らず知らずのうちに体調を悪化させてしまう
危険性があるとご存知ですか？

健康で心地よい毎日を送るためには、

・食事
・運動
・睡眠

３つの基本を意識して日々を整えることで、
体と心の安定を図ることができます。

今日はバランスの取れた食事について
お伝えいたします。

外来では、
「何をどのくらい食べたらいいか分からない」
といった相談をよく受けます。

私は

「まごはやさしいわシート」

に朝・昼・夕食毎に〇をつけて、
食事の内容を可視化するようにアドバイスをしています。

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ま：豆類
ご：ごま
は：発酵食品
や：野菜
さ：魚
し：しいたけなどのキノコ類
い：芋、穀物
わ：わかめ、海藻類

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更年期以降、女性ホルモンの減少により
骨密度が急激に低下し、
将来的な骨折リスクが高まります。

実は、更年期を迎えるまで
骨を一番守ってくれていたのは女性ホルモンです。

骨折は長期の入院やリハビリを伴い、
場合によっては、
寝たきりになってしまうことも少なくありません。

実際、骨折後には認知症リスクも高まるため、
骨の健康維持は、生涯自立した生活を送る上でも重要なのです。